私の主人は、国家公務員です。
今回のコロナショックで、主人の安定した収入の大事さを本当に強く感じました。
そんな主人の支えがあるため、妻である私はパートやブログといった副業に安心して取り組めます。
「公務員パパ+副業ママ」が、不況に負けない令和最強のスタイルだと提案いたします。
こんにちわ!まーこ(@maakomoneydiary)です。
今回の記事は、国家公務員である私の旦那さんの年収や勤務などについてご紹介いたします。
という方々に向けて作成しました。
はじめに結論を言わせてもらいますと、公務員は、
「オススメです」。
特にコロナ禍という状況下、今後も「ウィズコロナ」という状況を考えると
「超オススメです」ということになります。
1 それなりの安定したお給料=年齢-2~3万円
(1)基本給+各種手当-控除という基本構造
公務員のお給料は、基本給+各種手当-控除(社会保険料や税金)で算出されます。
基本給は「級」と「号俸」で決まります。
級は職務の量や困難さを表し、号俸は級をさらに細分化したものです。
いわゆる年功序列で採用年次を重ねるごとに級や号俸の数字が上がり、給与が増えていきます。
年に1度、1月1日付(国家公務員の場合)で級あるいは号俸が上がります。
定期的な昇給なため「定期昇給」、略して「定昇」(ていしょう)と言われています。
この定期昇給によって、給料がだいたい2~3千円昇給します。
なので2~3千円×12か月分の基本給があがる感じです。
さらに補足しますと、定期昇給で普通の職員は4号俸アップする一方、その年度で成果を上げた職員は6~8号俸アップするため、採用同期といってもお給料は一律に同じではなく、年次を重ねるにつれて差が出てくるようです。
(2)各種手当は50種類以上
超過勤務手当(いわゆる残業代)などの各種手当は50種類以上あると言われています。
公務員といっても様々な職種があり、基本給だけを一律に支給すると実態に則さないという理由から、職務内容の特殊性や勤務条件に合わせて手当が支給されます。
ここでは全て挙げませんが、代表的な手当は次のとおりです。
●超過勤務手当…いわゆる残業代のこと。
1時間ごとの単価は級によって変わります。
1年目・2年目の職員の単価は1000円ちょっと。
旦那さん(採用19年目、42歳)の単価は3000円ぐらい
●扶養手当…奥さんや子ども、親族を扶養する職員に対して支給される手当
1人につき1万弱支給されます
●通勤手当…自宅から職場までの定期代。
6か月分が年に2回まとめて支給されます。
●住宅手当…賃貸アパート、マンションに住む職員に支給される手当
これまで月27.000円でしたが、今年4月から28.000円に。
例えば家賃8万円のアパートだと、実質的な負担が52.000円に。
マンションや一戸建てを購入すると、支給されません
●地域手当…東京など物価の高い地域だと生活費がかさむとの理由で支給
最大で基本給の20%支給されます。
そして、基本給+各種手当で算出された金額に、所得税や住民税、社会保険料などの各種控除が天引きされた金額が、銀行口座に振り込まれます。
級や号俸、各種手当を説明してきましたが、ざっくり言ってしまえば、
だいたい「年齢-2.3万円」が手取り金額(*銀行口座に振り込まれる金額)です。
先月の旦那さんの手取り金額が、399.541円でした。
旦那さんは42歳。42-2~3万円=40~39万円。
だいたい合っていますよね。
30歳なら28万円、50歳なら48万円ぐらいと認識してもらえればと思います。
*もちろん職種やその月の残業時間によって異なります。
(3)ボーナスは年何回、何か月分?
ボーナスは、年に2回(6月30日と12月10日)に支給されます。
昨年は、夏のボーナスは2.250か月分、冬のボーナスは2.275か月分支給されました。
公務員のボーナスは、民間企業に依拠する、つまり好景気なのか不景気なのかで左右されます。
ここ数年、ずっと上昇傾向でしたが、コロナショックを受けて今回の冬のボーナスはマイナス査定となりました。
2 公務員パパ+副業ママ
=不況やウイルスに強い令和の新スタイル
(1)公務員=安定したお給料+超ホワイト企業だからオススメ
勤務している”会社”が国家であるため、国家がつぶれない限り、よほどの悪事を行わない限りはクビになるということはありません。
過去に数回、お給料が数%減る事例(東日本大震災で復興支援金を確保するため数%減額など)はありましたが、基本的には年功序列で年次を重ねるごとにお給料は増えていきます。
そのため、積立NISAやIDECOといった資産形成、住宅ローンなどの計画を立てやすいのが魅力です。
さらに「超ホワイト企業」でもあります。
政府が「働き方改革」「ワークライフバランス」を推進していて、特にここ数年は、
「残業時間の減少」「年次休暇の取得」「男性の育児休暇の取得」「フレックスタイム制の導入」という4つの流れが顕著になっています。
旦那さんが採用間もないころは、残業が当たり前の風潮で週数回は終電で帰る職員も見受けられたようですが、今はそういった風潮はないようです。逆に残業をしている職員、あるいは部下に残業を命じている職員は、「がんばっている職員」というよりも逆に「業務効率の悪い職員」と見なされてしまうケースが一部であるようです。
年次休暇(年休)については1年間で20日間取得でき、これに加え夏季期間中は、3日間の特別休暇があります。
なので、3日間の特別休暇に数日の年次休暇を加え、土日もうまく組み合わせると、1~2週間の夏休みを取得できます。
また、旦那さんの場合、土日が基本的に休みなため、子どもの行事に参加しやすいですし、家族旅行の計画も立てやすいです。
また、この年休の更新は、毎年1月に行われます。
なので、更新間近の12月時点で年休を5日ぐらいしか取得していない職員(=年休消化率の悪い職員)がいると、上司から「年休取りなさい(=休みなさい)」と指示が出るケースもあるようです。
こういった話を聞くと、普通の職場なら「もっと働いて」「残業して」と言われるのが常ですが、公務員の世界は逆に「休んで」と言われる超ホワイト企業なのであります。
(2)公務員パパ+副業ママ=令和最強の家族スタイル
今回のコロナショック。
「人と会えない」「やりたいことができない」…。
生活様式の変化や経済不況という未曽有の危機の中、私はあらためて強く感じました。
「公務員の安定した収入こそが最大の強み」である、と。
「経済不況に対して圧倒的な安定感を誇る公務員のパパは最強」である、と。
その一方で、ママがブログを地道に作り続けて、最初こそリターンは少ないものの長期的には安定した高収入を得ていく。
これこそが、経済不況やウイルスに絶対に負けない「令和最強の家族スタイル」なのだとご提案いたします。
飲食業のパパを例にあげます。
今回のコロナショック、あるいは十数年に必ず訪れると言われる不景気の波、金融ショックによってパパの収入は激減あるいは不安定になります。
そんな中、ママがブログをやっていると、「ブログなんて悠長なことをやっていないで、収入が減って大変なのだから、スーパーのレジ打ちのパートでもしてくれよ」という流れになります。
そこでママが始めたスーパーのレジ打ちのパートも、不況によって勤務時間が激減するかもしれませんし、年齢や体力的に辛いという場面も出てくると思います。
その一方で、公務員のパパなら経済不況の影響はほぼほぼ受けません。
(*過去に東日本大震災時の復興支援として数パーセント減額したり、今回のコロナショックでボーナスの査定額が多少下がることはありますけど)。
公務員パパの安定した収入があれば、ママは安心して比較的自由にブログなどの副業を続けられます。
さらに「副業が不調に終わっても、最低限パパの安定収入があるから」という少し余裕を持ったスタンスで行えば、切羽詰まったスタンスよりも結果的に伸びます。
なので、公務員パパの安定収入は、いわばいつでも帰ることができる、いつでも頼りになる“母港的な存在”なのです。
不況やウイルスに負けない「公務員パパ+副業ママ」という令和最強の家族スタイルをみなさんもぜひ始めてみませんか?
この記事を読んでいただいた方が、少しでも公務員に魅力を感じて公務員となり、人生が豊になることを切に望んでおります。