iDeCo

【金融機関や銘柄の選択、手数料】iDeCoスタート時の失敗談(気をつけて!)

iDeCoをスタートした際の失敗談をお伝えいたします。
失敗の内容については、
●手数料の高い金融機関を選んでしまった

●銘柄の選択を先方任せにしてしまった
という2点です。
特に手数料は、今後の運用に影響してくるので気をつけましょう!

 

 

こんにちわ!FPまーこ(@maakomoneydiary)です。

 

まーこ
まーこ
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、年金とともに老後の生活資金を支える重要な制度です。
老後に向けて積立運用できるだけではなく、所得控除で節税効果もあります。まだの方はぜひ検討してみてください

iDeCoの詳しい説明については、本ブログの関連記事をご覧ください。

【積立+減税効果】iDeCoとは?メリットを確認して今すぐはじめましょうiDeCo(個人型確定拠出年金)は、積立効果によってしっかり資産を増やすことができますし、100%確実にできる節税効果によって支出をおさえることができます。老後の生活資金だけではなく、今現在の生活にも生かせるため、ぜひ始めましょう。...

はじめに今回の記事の結論をお伝えいたします。

結論

●iDeCoを取り扱う金融機関は、銀行や証券会社、生命保険会社などさまざま
●金融機関によって手数料が違うため注意
●毎月100~300円の差が、20~30年で10万円以上の差になります
●手数料が最安である楽天証券やSBI証券の選択が無難
●購入する銘柄は「楽天バンガード」が無難

 

 

<iDeCo>
スタート時の失敗談!
「手数料に要注意」
「銘柄の選択・配分は自分で」

学資保険の担当者さんに言われるまま手続き

4年ほど前、主人が「将来の備えになる上、減税できる制度だから」と同じ職場の人からiDeCoをすすめられたため、始めることに。

そうは言っても私たち夫婦は、手続きなど何をすれば良いのかよくわからず(私もその当時は無知でした)、とりあえず日頃お世話になっている学資保険の担当者さん(A社)に手続きしてもらうことにしました。

その担当者さんは、「うちでもiDeCoを取り扱っているので手続きを進めますね」と二つ返事で引き受けてくれました。

その後、担当者さんから「iDeCoで購入する商品はどうしますか?」「商品の配分はどうしますか?」などと質問されましたが、そもそも理解していなかったので、主人は担当者さんに一任する形をとったようでした。

 

iDeCoをスタート
●お世話になっている学資保険の担当者さん(A社)に手続きを依頼
●商品の選択や配分も担当者さんにおまかせ

A社は手数料が高いことが判明!

iDeCoを始めて1年ぐらい経った後、お金の知識に興味を抱いた私は、ポイント活動(楽天経済圏)や「つみたてNISA」をスタート(そして本ブログもスタート)

主人が加入している「iDeCo」についても確認しました。

するとA社はiDeCoを取り扱う金融機関の中で手数料が最も高い機関の1つであることが判明しました。
さらに購入した商品も国内債券などビミョーな銘柄ばかり…。

●「今すぐ取り扱い機関を変更したい」
●「商品や商品の配分も変更しなければ」。

●「だけど(手続をしてくれた)担当者さんに言いづらいし」…。

と考えた私は、担当者さんに何も言わず、シレっと楽天証券に乗り換えました。

 

※iDeCoを楽天証券に乗り換える際、現在の取引機関(この場合はA社)に対する連絡は不要です(楽天証券側からA社に連絡してくれます)。

※乗り換える際の手数料として2.829円かかります。

楽天証券のウエブサイトこちら)から資料請求を行い、その後は資料に基づいて手続きを進めれば問題ありません。

大手の銀行は全体的に手数料高めなので注意です。「メインバンクでいつも取引しているから」という理由で選ばないようにしましょう。

 

手数料の違い

iDeCoの手数料(口座管理料)は、取り扱い機関によって異なります。

 

「iDeCoナビ」というサイトで、各機関の手数料を確認できます(こちら)。


最初に始めたA社の手数料が毎月501円でした。

乗り換えた楽天証券は毎月171円です。

たった330円の差なのですが、30年以上積み立てると118.800円というすごい差になります(330円×12か月×30年=118.800円)。

運用でせっかく得た利益から約12万円が引かれてしまうので注意しましょう。

iDeCoは手数料の安い金融機関で!
●最安で171円、最高で500円以上
●30歳から始めると10万円以上の差
●せっかく出た運用益が減る恐れ
●最安の楽天証券やSBI証券を選択するのが無難


銘柄は株式重視が無難

iDeCoをスタートさせる際、商品(銘柄)は資産をしっかり増やせる株式重視がオススメです。

楽天証券では、「楽天バンガード・全米株式」「楽天バンガード全世界株式」を選べば、安定的に増えていくことが予想されます。

楽天証券に乗り換え後、次の3つの銘柄を購入しています。

3つを分散して購入していますが、安定的に増えていくこれらの銘柄なら1つ100%でも問題ありません。

銘柄 構成比
たわらノーロード先進国株式 25%
楽天バンガード(全米株式) 40%
楽天バンガード(全世界株式) 40%

以上、「iDeCoスター時の失敗談」でした。


最後にまとめをお伝えいたします。

まとめ

●iDeCoを取り扱う金融機関はさまざま
金融機関によって手数料が違うため注意
●月数百円の差が、20~30年で10万円以上の差に
●手数料が最安である楽天証券SBI証券を推奨
●購入する商品は「楽天バンガード」が無難


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書評・ブログ【知ると世界が広がる】

私自身がおすすめのお金や経済などに関する書籍をご紹介します。
時間がない方々に向けて、記事の冒頭に「3秒リーディング」というコーナーを設けて、本の要旨を3秒で読めるようまとめています。
このコーナーは、私自身が好きな「チョコレートプラネット」さんのYouTube「6秒クッキング」というシリーズを参考にしています。
もしお時間がある方は、その後に続く詳しい書評を読んでくだされば幸いです。

また、ブログの経過についても、節目で記事を作成していますので、ブロガーの方々はご参考までに。

●【知ると世界が広がる】本ブログの書評シリーズについて
1.「誰でも必ず小金持ちに。ピケティ『21世紀の資本』+私の読書論
2.「【3秒リーディング】資本主義の問題点を予言。マルクス『資本論』
3.「【3秒リーディング】心に響く・勇気が出るフレーズ4選
4.「題して『すみ金』。ぜひ手元に置いておきたいお金に関する会話形式の用語集
5.「【3秒リーディング】私の生きる原動力・行動指針となっている6つのフレーズ
6.「【マコなり社長も推薦】構造思考は成功者への道『具体 抽象トレーニング』
7.「【今すぐ実践したい】漫画『バビロン大富豪の教え』を要約して学んだ3つのこと
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